草加健康センター

すっかりサウナに行った事しか書かなくなってしまったが、今週は土日を使って埼玉県にある草加健康センターに来ている。

草加健康センターを運営している湯乃泉グループは日本で初めて健康ランドを作ったらしい。最初の店舗は相模店だそうだが。

名前のとおり草加市にあるが、東武草加駅からは2.5キロほど離れているので車で行かない場合はバスでの移動になるだろう。

俺は無料送迎バスを使用して店までたどり着いた。

入館後はロッカーの鍵を預けてバーコード付きのロッカーキーを受け取るいつものパターンだ。退館時に支払うので基本的に館内では現金を持ち歩く必要が無いのがありがたい。

一部アルコールの自販機のように現金専用もあるが、基本的にはロッカーキーで支払うことが出来る。

健康センターと言うだけあって館内施設が充実しており、宴会会場やカラオケ、麻雀ルーム等があった。

漫画がかなり充実していて、同じ漫画でも複数の場所に置いてあるので人気作なら次巻が借りられていて読めないといったストレスが無いだろう。

刃牙カイジのどちらを読むか迷ってカイジを地獄の沼編まで読み終えた。普段はこういう時間の使い方をしないのでとても新鮮で良かった。

肝心の入浴施設だが、温泉に来ているのかと錯覚するような本格的な風呂が多かった。

中でも薬草風呂や炭酸風呂と露天風呂がとても良く、普段は余り風呂には入らないが何度も行き来してしまった。

サウナ室はかなり広い。入口に氷の入ったクーラーボックスがあるのに加えて、清潔なサウナマットが入口に積み重ねられているので室内での不快感は少ない。

水風呂は露天にあり、俺が行った時には15.5℃の設定だったが水流が激しいので体感温度はもっと低いだろう。

ととのいスペースも充実しているので極めて環境が整えられているといえる。

浴室から出た後は休憩スペースでダラダラ漫画を読み、食堂で回鍋肉定食を食べた。

館内でゆったりしている段階から次はいつ来訪するか考えていたので間違いなく近いうちに行くことになると思う。

健康ランドということで友人等とも来やすいので何か合った時の選択肢にもできそうだ。

おしまい

寿湯

今日は久しぶりに寿湯に行った。

寿湯は東京メトロ銀座線稲荷町駅にある銭湯で、ちょうど上野と浅草の間にある。

上野駅から歩ける距離なので上野に寄った際には是非とも行ってほしい銭湯だ。

寿湯の一番の魅力は細部まで気配りがされていることだと俺は思う。

寿湯はマナーが悪い客が度々見受けられるが、店員が頻繁に清掃しており、外観からは想像できないくらい清潔感がある。

露天風呂は広くて最高だが、サウナは普通の高温サウナと塩サウナの二種類があり、水風呂も露天タイプと洞窟水風呂と呼ばれる水風呂の二種類ある。

高温サウナは狭目なので、混雑時は塩サウナに逃げることが多い。塩サウナは寿湯くらいでしか利用しないのでここぞとばかりに堪能することにしている。

水風呂はどちらも18度程度だったと思うが、洞窟水風呂の方が水の流れが激しいので体感温度が低い。音が反響するので水風呂に入った時の、口から声が漏れる時のヤツが反響して面白い。

俺が寿湯を好きな一番の理由はととのいスペースが充実していることにある。

露天スペースには露天風呂を囲むように椅子が複数個設置されているので、水風呂から出ても、リラックスする場所がない…ということには中々ならない。

露天スペースのすぐ隣にマンションがあるので、見られているんじゃないかという気持ちから最初の方はリラックス出来なかったが、何回も足を運ぶと無事ととのいまで持っていくことが出来る。

アメニティも充実しており、ドライヤーが有料なんてことはなく、化粧水や乳液、ヘアトニックも常時されている。

不思議な気もするが、店の前に自転車タイヤの空気入れもあり、店側の気配りが感じられる。

俺は寿湯に行く時に自転車を使うことは無いだろうが、こういう気配りは好きだ。

銭湯だけの魅力で言えば、同じ兄弟が経営している萩の湯に軍配が上がるだろう。

しかし、俺が一番好きな銭湯は寿湯以外ありえないのだ。

ザ・グランドスパ南大門

今日は栃木県宇都宮市にある温浴施設のザ・グランドスパ南大門に来ている。

先週名古屋のウェルビー今池に行ったばかりだが、サウナ欲がかなり高まっている上に、気温がだいぶ下がり、外を出歩きやすい温度になってきたので出不精の俺の重たい腰も持ち上がり、未だ行った事のない栃木県に小旅行で来た訳だ。

グランドスパ南大門はJR宇都宮駅から10分程歩いた場所にあるが、東武宇都宮駅から行こうとするとそれなりに時間が掛かる。

俺は今回東武線で来たのでそこそこと歩くのに時間が掛かったが、東武宇都宮駅への送迎バスがあるらしいので次回行く事があれば検討したいと思う。

グランドスパだが、とにかく風呂の数が多い。中央に違う種類の浴槽が密集していて、漢方湯や高麗人参湯があった。俺はサウナと水風呂メインでそこまで風呂を重視していないが、ここまで充実していると全部入りたくなり、あれこれ湯船に浸かっていた。

サウナは40人程度収容できるということで、とにかく広かった。足元にあるマットがフカフカで気持ちよかったが、二段、三段は薄いタオル一枚だけだったのでそこが残念だ。是非足用マットで統一して貰いたい。

サウナ内は段差が多く、高低差があるので暑いのが苦手な人は手前に、より高温をという人は奥側という棲み分けがされていたように見えた。

俺は最初は下の段差、水風呂以降は上の段差に座るのが好きなので今回も同じような場所でサウナを体感していた。

ロウリュタイムは俺が入室してからは19時と21時にあり、翌日は退室時間後の11時からだったので、この2つを逃す訳には行かなかったのだが、チープカシオの時計をしていたお陰で小まめに時間を確認出来たのでかけ湯、体を洗って、湯船に数分使った段階で19時の回がそろそろ始まる、というシチュエーションに持っていくことが出来た。

肝心のロウリュパフォーマンスだが、俺はとても良かったと思う。こんなに広い浴室でアウフグースがうまくいくのかと心配していたが、熱波師が四人いて、力強く室内の空気をかき回してくれた。四人熱波師がいると風の送り方に違いがあって、それをその場で感じることが出来たのは新鮮だった。

水風呂は2つあり、16度と22度の設定らしい。俺が見たときはもう少し温度が低かったが…。

16度の水風呂は関東一深い120cmだそうだ。俺の背丈でも立ち膝の姿勢でギリギリ口が水に付かない、という高さだったので今回はその姿勢で体を冷やしていた。

このサウナと水風呂でととのわないはずがなく、3回交代浴した後は露天風呂の近くにあるデッキに大の字で寝転んでととのった。

俺は青空を見ながらととのうのが大好きなのだが、今回は夜遅くだったため、真っ暗な空をぼんやりと眺めていた。

湯上がりは−五度に冷やされた三ツ矢サイダーで水分を補給した。どういう仕組なのかは分からないが、午後に40本限定で自動販売機の三ツ矢サイダーがキンキンに冷やされるらしい。

中身の一部がシャリシャリした氷になっており、とても美味しかった。

6時半に浴室に入り、7時ロウリュ、8時に一度出て、三ツ矢サイダーを飲み、8時50分にまた浴室に入り、9時ロウリュ、10時に浴室を出た。俺は基本的に多くても4往復しか交代浴をしないが、ロウリュパフォーマンスがとても良かったため、一日で6往復することになった。

湯上がりは食堂でそば、ミニ丼セットを食べた。昼が餃子だらけだったのでこういうあっさりしたものが食べたくなる。

グランドスパ、風呂に関しては何も言うことが無いが、家族連れがとても多いため、とても騒がしいのが難点だ。

俺は子供があまり好きでは無いので、オッサンのイビキしか聞こえてこないような休憩室の方が良い。最近は耳栓のおかげでとなりにイビキの煩いオッサンが居ても熟睡出来るくらいだ。

ケチがつくのは事実だが、子連れも多いということで友人と気軽にきやすいのは良いかもしれない。

宇都宮に来ること自体が余り無いと思うが、また来る機会があればぜひともグランドスパに宿泊したいところである。

 

おしまい

ウェルビー今池

8月11日(土)から水樹奈々さんのライブに行くために名古屋に行っていた。

俺は今まで旅行をした経験が余り無く、名古屋に行くのは今回が初めてだ。

ツイッターで名古屋は沖縄よりも暑く、避暑地として沖縄に行くことすらあると書いてあったので(それは流石に誇張だろうが)東京に比べて相当暑いのだろうと思っていたが、名古屋駅を出ると想像を上回る暑さで肌が痛かった。

ライブ終了後は、名古屋市内のサウナ施設に宿泊したのだが、それが今回の目的の一つでもあったウェルビー今池だ。

ウェルビー今池は、サウナ本に必ず載っている有名なサウナで、俺も本を読んで行きたくなった一人だ。名古屋にはウェルビーが3店あり、今回はウェルビー今池店に宿泊した。

ウェルビー今池については、サウナーのキムラさんが感想記事を書いていたので、気になった人はそちらを見てほしい。

怠惰と汗と現実と サウナ&カプセル ウェルビー今池店

 

 

サウナと水風呂、冷凍浴室が完璧だった。

冷凍浴室は4人程度が座れる狭い空間で室温が-5度となっている。仄かに森の香りがしており、呼吸をしているだけでリラックス出来る。交代浴に加えて腹式呼吸で瞑想に近い事も出来るので、これまで経験したことない気持ちよさが押し寄せてきた。

サウナ良し、から風呂良し、水風呂良し、冷凍浴室良し、こんな環境で整わない訳がない。

カプセルホテルが満室だったため、今回もリクライニングチェアで寝ることとなったが、交代浴と風呂上がりの一杯、アイマスクと耳栓でバッチリ疲れを取ることができた。空調がかなり効いているので喉が乾燥を防ぐためにも次回からはマスクを付けて寝るつもりだ。(持って来るのを忘れていてもフロントで購入出来る)

俺は浪費癖が強い上に出不精なので中々旅行に行く踏ん切りがつかないのだが、今回のようにライブ+サウナ+食事を目当てにすると動きやすいことが分かった。

今年は5月帰省、6月仙台、8月名古屋、9月帰省と頻繁に出かけているので、流石に今年中に旅行することは無いだろうが、次は静岡のサウナしきじに行ってみたい。

 

おしまい 

 

 

 外に出た時、雨が降っていて気が滅入ってしまった。いつからこんなに雨が嫌いになったのだろうか。

 小学生くらいまでは雨は嫌いというよりも好きだったかもしれない。男子小学生なんて何でも好きかもしれないが、それでも雨の日だからといって気が滅入ったりはしなかった。

 やはり、小学校に行けば友達と会えるし、放課後になれば友達の家でゲームをして遊べたから、少し位雨が強くても、足取りは軽かった。

 今はどうだろうか。友人と会って飲みに行くことになっても、雨が降っていたら行くのが憂鬱になる。駅から近れば良いが、遠い場合は濡れて嫌だなと何分傘をさして歩くかを計算したりしてしまう。

 子供の頃は大抵の事はシンプルだったが、今は何でもかんでも複雑に考えすぎているのかもしれない。余計な事は考えず、ただ楽しみに向かって進むのが良いのだろうか。

少年のような輝きでもう一度弾けたい。

(時間:6分)

一年

筋トレを終えて、風呂で体を洗っている時、ふと一年前のことを思い出した。

一年前の段階でもそれなりに筋肉は付いていたと思っていたが、一年経ってみるとやはりそれなりに見栄えは良くなる。

この一年間、しっかり続けたことと言えば筋トレくらいしか無いのかもしれないが、一年後なにかが成果として出ていた、というのはとても気分が良かった。

来年の今頃は今よりも更に筋肉が付いているだろうし、それに加えて何かを始めて振り返った時に続けると何か変わるなと思えるようになりたい。

具体的に何を始めるかはまだ考えていないが、なるべく惰性で出来ないものにしたい。

惰性でしていては結果に繋がらないし振り返った時に形として残らないからだ。

(かかった時間:5分)

頭のゴミ

 頭にゴミが付いたまま一日過ごしたとか、そういう話ではない。

 最近、認知科学者の苫米地英人さんの『「頭のゴミ」を捨てれば一瞬で脳は目覚める!』という本を読んだ。厳密にはまだ少し読み終わっていないのだが。KindleUnlimitedで配信されているので良かったら手に取ってほしい。

 内容を簡単に説明すれば、

情報に踊らされて無駄な事に腐心するのは止めましょう。本当にやりたいことを全力でやりましょう。

といった話で、読んでいる間は確かに言いたいことはわかる、そんな感じの本だった。

 少し前までは成功の象徴とされていた、世間と比較して年収が〇〇円高い、持ち家があって家族がいてこんな車に乗っている!というようはステータスめいた話に俺はあまり興味はないが、下らないことに気を取られて疲れてしまうことが毎日のようにあるので、なんか良いヒントが無いものかと思い、たまたま目に入ったその本を手に取ったわけだ。(実際には今すぐ読むボタンを押しただけだが)

 どんなに高尚な内容が書かれていて、実生活の中で実践しようとしても、結局人間関係等で苛立ちや不安といった無駄なストレスは生まれるし、ストレスをゼロにするのは難しいと思う。もし実践している人がいればこそっと教えてほしい。

 そんなわけで、俺は未だに頭のゴミを溜め込む生活から抜け出せていないのだが、一時的であれば頭からゴミを切り離す方法を見つけることが出来た。

 それは勿論みんな大好きサウナである。サウナと水風呂の交代浴を続ける間はスマホやパソコンの画面から開放されるので、ひたすら自分と向き合うことが出来る。そして、雑念が消えていくので、頭の中をクリアにすることが出来る。サウナに行った日は酒に頼らずとも良い眠りが出来るので翌日は普段よりもパフォーマンスが上がると思う。

 だが、翌日起きるとまた頭のゴミを溜め込む生活が始めるので、部屋のゴミを週に何回か捨てるのと同じようなものだと割り切った方が良いかもしれない。

 風呂は魂の洗濯というが、サウナと水風呂は頭の掃除機なのかもしれない。

 やはりサウナは最高なのだ。

おしまい