ザ・グランドスパ南大門

今日は栃木県宇都宮市にある温浴施設のザ・グランドスパ南大門に来ている。

先週名古屋のウェルビー今池に行ったばかりだが、サウナ欲がかなり高まっている上に、気温がだいぶ下がり、外を出歩きやすい温度になってきたので出不精の俺の重たい腰も持ち上がり、未だ行った事のない栃木県に小旅行で来た訳だ。

グランドスパ南大門はJR宇都宮駅から10分程歩いた場所にあるが、東武宇都宮駅から行こうとするとそれなりに時間が掛かる。

俺は今回東武線で来たのでそこそこと歩くのに時間が掛かったが、東武宇都宮駅への送迎バスがあるらしいので次回行く事があれば検討したいと思う。

グランドスパだが、とにかく風呂の数が多い。中央に違う種類の浴槽が密集していて、漢方湯や高麗人参湯があった。俺はサウナと水風呂メインでそこまで風呂を重視していないが、ここまで充実していると全部入りたくなり、あれこれ湯船に浸かっていた。

サウナは40人程度収容できるということで、とにかく広かった。足元にあるマットがフカフカで気持ちよかったが、二段、三段は薄いタオル一枚だけだったのでそこが残念だ。是非足用マットで統一して貰いたい。

サウナ内は段差が多く、高低差があるので暑いのが苦手な人は手前に、より高温をという人は奥側という棲み分けがされていたように見えた。

俺は最初は下の段差、水風呂以降は上の段差に座るのが好きなので今回も同じような場所でサウナを体感していた。

ロウリュタイムは俺が入室してからは19時と21時にあり、翌日は退室時間後の11時からだったので、この2つを逃す訳には行かなかったのだが、チープカシオの時計をしていたお陰で小まめに時間を確認出来たのでかけ湯、体を洗って、湯船に数分使った段階で19時の回がそろそろ始まる、というシチュエーションに持っていくことが出来た。

肝心のロウリュパフォーマンスだが、俺はとても良かったと思う。こんなに広い浴室でアウフグースがうまくいくのかと心配していたが、熱波師が四人いて、力強く室内の空気をかき回してくれた。四人熱波師がいると風の送り方に違いがあって、それをその場で感じることが出来たのは新鮮だった。

水風呂は2つあり、16度と22度の設定らしい。俺が見たときはもう少し温度が低かったが…。

16度の水風呂は関東一深い120cmだそうだ。俺の背丈でも立ち膝の姿勢でギリギリ口が水に付かない、という高さだったので今回はその姿勢で体を冷やしていた。

このサウナと水風呂でととのわないはずがなく、3回交代浴した後は露天風呂の近くにあるデッキに大の字で寝転んでととのった。

俺は青空を見ながらととのうのが大好きなのだが、今回は夜遅くだったため、真っ暗な空をぼんやりと眺めていた。

湯上がりは−五度に冷やされた三ツ矢サイダーで水分を補給した。どういう仕組なのかは分からないが、午後に40本限定で自動販売機の三ツ矢サイダーがキンキンに冷やされるらしい。

中身の一部がシャリシャリした氷になっており、とても美味しかった。

6時半に浴室に入り、7時ロウリュ、8時に一度出て、三ツ矢サイダーを飲み、8時50分にまた浴室に入り、9時ロウリュ、10時に浴室を出た。俺は基本的に多くても4往復しか交代浴をしないが、ロウリュパフォーマンスがとても良かったため、一日で6往復することになった。

湯上がりは食堂でそば、ミニ丼セットを食べた。昼が餃子だらけだったのでこういうあっさりしたものが食べたくなる。

グランドスパ、風呂に関しては何も言うことが無いが、家族連れがとても多いため、とても騒がしいのが難点だ。

俺は子供があまり好きでは無いので、オッサンのイビキしか聞こえてこないような休憩室の方が良い。最近は耳栓のおかげでとなりにイビキの煩いオッサンが居ても熟睡出来るくらいだ。

ケチがつくのは事実だが、子連れも多いということで友人と気軽にきやすいのは良いかもしれない。

宇都宮に来ること自体が余り無いと思うが、また来る機会があればぜひともグランドスパに宿泊したいところである。

 

おしまい